好感度を高める方法(6)
最初の1〜2分で「つかみ」をつくると好感度が高まる

 

6畳くらいの狭い部屋を想像してみてください。その部屋の真ん中にはテーブルが1つあって、向かい合わせに椅子が2つ置いてあります。片方の椅子にはあなたが座っていて、向かい側の椅子には別の人が座っています。

 

あなたは向かい側に座っている相手のことを全く知りません。完全に初対面の相手です。しかも、相手に関する情報が手元に何もありません。このような状況で、「1時間楽しく会話してください」と命じられたとします。あなたはこの1時間、どのようにして乗り切りますか?

 

あなた「こんにちは。」

相手「はい、こんにちは。」

あなた「今日はとてもあたたかいですね。」

相手「そうですね。あたたかいですね。」

あなた「今日はどこから来られたんですか?」

相手「調布から来ました。」

あなた「なるほど・・・」

相手「・・・・・」

 

初対面同士で会話を盛り上げることは、とても難しく感じる方が多いと思います。たいていは1〜2分程度で話すことがなくなってしまいますし、がんばってもせいぜい3分程度が限度ではないかと思います。

 

なぜ最初の1〜2分で会話が途切れてしまうのか?
  • 居心地の悪さに1〜2分で耐えられなくなるから
  • 心の壁があるため掘り下げた会話がしにくいから

 

知らない相手と二人きりの空間は、非常に居心地が悪いものです。せいぜい1〜2分で気詰まり感が我慢できなくなり、とにかくこの場を離れたいという気持ちが大きくなってきます。

 

お互いにこのような精神状態になってしまうと、「近づきたい」という雰囲気ではなく、「離れたい」という雰囲気になってきます。つまり、会話をいっしょに盛り上げたいという雰囲気ではなくなってくるわけです。

 

一度崩れてしまった雰囲気を挽回するのは非常に困難です。お互いに黙りこんでしまうか、それぞれがスマホなど取り出して、残りの時間を過ごすことになると思います。

 

 

さらに言えば、全く知らない同士なので、どこまで踏み込んだ質問が許されるか「距離感」がつかめません。そのため、天気の話とか、どの辺に住んでるかとか、当り障りのない話から始めるわけですが、1〜2分でネタが尽きてしまうため、そこから先に会話を進めていくことが難しいわけです。

 

初対面同士というのは、お互いに「警戒心」みたいなものを持っています。そのため、質問されても無難な返事しかできず、コミュニケーションを深めることができません。

 

 

婚活アドバイザー結愛(ゆあ)

 

つまり、コミュニケーションを成り立たせるためには、まず最初にお互いの「警戒心」を取り除く必要があるということです。

 

そして、その警戒心を取り除くことができる最適なタイミングは、気詰まり感が我慢できなくなるまでの最初の1〜2分間です。最初の最初がとにかく大切です。



 

では、どのようにすればお互いの警戒心が取り除けるのかと言うと、一番いい方法は「相手を笑わせること」ではないかと思います。ダジャレでもいいですし、ちょっとつまづいてみるとか、オッチョコチョイな姿を演じて見せるのも効果的です。

 

笑いが起きる可能性のある「つかみ」をあらかじめ数パターン用意しておいて、婚活の現場で、さりげなくできるように練習しておきましょう。無理矢理にでも、その場の雰囲気をなごませることができれば、相手はあなたに対する警戒心を解いて、その後の会話で気詰まりを感じることがなくなったりするものです。